動物愛護センターにいた「怖がりな子犬」と家族に→3年が経過し、苦手なことを克服していく姿にグッとくる!
愛犬の「うちのコ記念日」は、飼い主さんにとって特別な日ですよね。 紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@tnm201xさんの愛犬・金時(きんとき)くん(取材時3才)のエピソード。 【写真】動物愛護センターにいたころの金時くん 飼い主さんは金時くんの「3回目のうちのコ記念日」に、子犬時代の金時くんの写真を投稿しています。この写真は、保護犬だった金時くんを家族に迎えて3週間が経ったころに撮った一枚なのだとか。 飼い主さん家族は、どのような経緯で金時くんをお迎えすることになったのでしょうか。金時くんとの出会いのエピソードや現在の金時くんの様子など、飼い主さんに話をうかがいました。
犬と暮らすことを考えていたときに、動物愛護センターにいた金時くんと出会った
飼い主さんによると、金時くんは動物愛護センターにいたコだったそう。当時、犬と暮らすことを考えていた飼い主さんは、インターネットに掲載されていた金時くんの写真を見てお見合いをすることに。 金時くんと初対面したときのことについて、飼い主さんはこう振り返っています。 飼い主さん: 「金時は、野犬の母犬から生まれてお外で暮らしていたそうです。とても怖がりだと聞いており、犬と暮らした経験がなかった私は、マッチングがうまくいくかどうかとても不安でした。 初めて会いに行ったとき、扉が開くと“ふわふわのぬいぐるみ”みたいな、へっぴり腰の金時がスタッフさんに連れられてやってきて。 怖がりながらも私たちの近くに来たらしっぽを振ってくれて、手を差し伸べたらペロペロなめてくれたんです。その様子が愛おしくてたまらなくなり、うちのコにお迎えしようと決めました」
現在3才の金時くん 一緒に暮らすなかで、嬉しい変化が見られるように!
金時くんを家族に迎え、飼い主さんは初めての犬との暮らしをスタートさせました。お迎え当時の金時くんは、聞いていたとおり「とにかくビビりだった」といい、さまざまな場面でそのことを実感することに。 飼い主さん: 「人混みに行くと地面に這いつくばって歩けなくなってしまったり、ドッグランに行くとお腹につくくらいにしっぽを下げて丸めて、ほかの犬から逃げていたり。 知らない人も苦手で、家族以外の人には指一本触れさせなかったり……といった姿を見せていたんです」 苦手なことが多かった金時くんと、日々向き合ってきた飼い主さん。さまざまなものに慣れてもらおうと、金時くんの様子を見ながらドッグランやマルシェなどのイベントによく足を運ぶようにしていたのだとか。 すると、金時くんに少しずつ嬉しい変化が見られるようになったといいます。 飼い主さん: 「ドッグランに通い始めて3回目くらいにはタガが外れたのか、金時はどんなわんちゃんでも遊び相手に誘うくらいの犬好きになりました。知らない人は今でも得意ではありませんが、おやつをくれる人には自分から寄っていくように(笑) 小さいころは怖がってできなかったのに『今ではへっちゃら!』ということもたくさんあって、本当に感心します。恐怖心を乗り越えて克服してきたんだなと思うと、感慨深いですね」