ブルターが今季3度目の決勝進出でキャリアハイ更新が確定「今日の勝利は私にとって大きな意味がある」 [香港オープン/テニス]
ブルターが今季3度目の決勝進出でキャリアハイ更新が確定「今日の勝利は私にとって大きな意味がある」 [香港オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「香港テニス・オープン」(WTA250/中国・香港/10月28日~11月3日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのケイティ・ブルター(イギリス)が第6シードのユアン・ユエ(中国)を6-2 5-7 6-2で振りきり今季3勝目に王手をかけた。 ~香港テニス・オープンで今季3度目の決勝進出を決めた第2シードのブルター選手~ 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したブルターは5-6から3度目のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セットで4-0とリードを奪うと残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間34分で勝利を決めた。 「信じられないような試合だった。彼女(ユアン)からポイントを取るのは難しい。私のとにかく自分を信じて戦い続け、突破口を見つけようとしなければならなかった」とブルターは試合を振り返った。 「今日は少しイライラして疲れているけど、何とか道を見つけ出すことができて満足している」とブルターは試合を振り返った。 世界ランク136位で初めて昨シーズンに初のトップ50入りを達成した28歳のブルターは今季ツアー2勝を挙げてトップ30入りを決めたが、今大会で決勝に進出したことで少なくとも3月にマークした自己最高27位を更新する23位に浮上することが確実となった。 「私はキャリアハイ(自己最高位)でシーズンを終えたかった。だから今日の勝利は私にとって大きな意味がある」とブルターは語った。 「それを達成できたから、明日は失うものが何もない。とにかくのびのびとプレーし、試合を楽しむだけよ」 ブルターはキャリア4度目のツアー決勝で、タイトル防衛を目指していた第3シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第1シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)と対戦する。
テニスマガジン編集部