モスバーガー、音楽レーベル「MOS RECORDS」始動 スタッフ対象のオーディションで9月デビュー目指す
モスバーガーを展開するモスフードサービスが、音楽レーベル「MOS RECORDS」(モスレコーズ)を始動し、全国の店舗で働くスタッフ(社員・キャスト)を対象に、次世代アーティスト/クリエイターを発掘するプロジェクトを4月から開始する。4月1日からは9月以降のデビューを目指すオーディションの応募もスタートさせる。 【写真】モスバーガー第1回オーディション対象者は「モスで働くスタッフ」 「MOS RECORDS」では、モスバーガーで働きながらアーティストデビューを目指しているスタッフをチェーン内で公募する。オーディションを行い、最優秀者はモスバーガーのテストキッチンを活用したライブコンテンツの出演でデビュー。配信デビューに必要な活動も全面的に支援する。監修者として音楽プロデューサーの海老原俊之氏が協力。楽曲制作やミュージックビデオ制作などをサポートする。 このプロジェクトの背景として、外食産業における人材確保の課題があるという。モスフードサービスは「今回、店舗で働く環境をさらに魅力的なものにするため、“MOS RECORDS”プロジェクトを開始します。アーティストを目指していきいきと働く姿を通じて、店舗の活性化にもつなげ、チェーン全体のエンゲージメント向上を図ります」とレーベル立ち上げの目的を明かす。 オーディションの応募は、社員、キャストを含め、モスバーガーで勤務しているスタッフ全員を対象に、モスバーガーのチェーンメンバー専用アプリで4月1日~5月31日まで受け付け。6月1日~30日まで審査を行い、最優秀者を選出。7月以降は楽曲制作などデビューに向けた準備期間とし、9月以降のデビューを目指す。 なお、今回はチェーン内のスタッフからの公募となるが、将来的には広く一般からの応募を受け付け、「才能を発掘する一助となることを目指します」としている。