「自閉症の画家」から「アーティスト」に 映画製作の思い語る RSK小林章子アナウンサー
テレビ高知
7日はスタジオにゲストをお迎えしています。テレビ高知と同じJNN系列局岡山・香川を放送エリアとします、RSK山陽放送アナウンサーの小林章子さんです。よろしくお願いします。 【写真を見る】「自閉症の画家」から「アーティスト」に 映画製作の思い語る RSK小林章子アナウンサー ■RSK山陽放送アナウンサー 小林章子さん よろしくお願いします。 小林さんは1997年に山陽放送に入社し、これまでニュースキャスターやリポートなどを担当。現在はラジオの朗読や構成も担当しています。私たちアナウンサーの大先輩です。きょうは仕事始めも間もない1月7日ですが、高知に来られたのはなぜですか? ■小林さん RSK山陽放送が創立70周年を機に映画を制作したんですが、その映画のPRに参りました。まずはこちらをご覧ください。 RSK山陽放送制作の「新居浜ひかり物語 青いライオン」という映画でして、こちら小林さんがですね、メインキャストで出演されているんですよね。 ■小林さん そうなんです。 この映画はどのような映画ですか。 ■小林さん 愛媛県新居浜市在住の自閉症のアーティスト石村嘉成さんの半生をドキュメンタリーとドラマで描くものなんです。 小林さんはどのような役をされているんですか。 ■小林さん 石村嘉成さんのお母さんの有希子さんの役を演じさせていただきました。 ちょっとこちらでご紹介させていただきますけれども、演じられたその石村さんのお母さんっていうのはですね、この自閉症の息子を抱えて、この子をどうにかしたいと思いながら、その過程で途中病気で亡くなってしまうんです。 ■小林さん 嘉成さんが11歳のとき、がんでお亡くなりになったんです。 そのお母さんを演じるにあたって、最初、このオファーが来たときの心境というのはいかがですか。 ■RSK山陽放送アナウンサー 小林章子さん オファーと言いますか、業務命令という形だったんですけれども(笑)、まずRSKが映画を制作したことがなかったので…「映画を作るんですか?」っていう驚きと、あと「母親役」と言われたその驚きというか、信じられなかったですね。演技の経験も全くなかったので、「私でよろしいんでしょうか?」っていう気持ちでした。