50代60代、「似合う服がわからない」を解決するコツ。役割より自分の好きに目を向けること
自分の体型に近いロールモデルを見つけるのもおすすめ
「同じような体型で、好みのファッションをしている方を参考にすると、イメージが掴みやすくなりますよ。その際、年齢は関係ないと思います。見てほしいのは、あくまでも体型ですから。なにに対して好きだと思った部分を具体化させると、自分事として落とし込みやすくなりますよ。 自分とは違う体型の人を見ても、服の着こなしという観点からはあまり参考にはなりませんし、自分と比較して落ち込んだりしてしまう場合もあるので、自分に自信がもてないうちは気をつけたいところですね」
好きなものを詰め込んだ上手なコーディネートとは？
コーディネートには好きなものを詰め込むのがいいとのことですが、その結果、全体的にバランスがチグハグに感じることもあると思います。 「たとえば柄×柄でトータルコーディネートをつくってバランスが変に感じるのなら、その間に無地のベストを挟むだけでも印象は変わります。季節的な問題なら、季節を感じられるワンポイントをつくりましょう。春なのに寒い日は色だけでも春らしい色合いにしたり、秋なのにまだ暑い日はサンダルに靴下を合わせるだけでもOKです」 ファッションを考えることを難しく考えすぎる必要はないと語る上林さん。 「『今日のごはんはどうしようかな？』など、なにを食べたいか考えるのと同じような感覚で気楽に選んでみてください」
小林ユリ
