節約のために「弁当」を職場に持参していましたが、497円で「コンビニ弁当」を買ったほうが安いですか? 最近「冷凍食品」の値上げが気になるので、どうしようか迷っています…
楽天 西友ネットスーパーより筆者作成 ごはんについては5キログラムで2400円の米を使用し、0.5合分を詰めると仮定しましょう。1合は炊飯前の米150グラムなので、0.5合当たりの米単価は36円と計算できます。 また、人気のおかずであるウインナーは2袋(10本)で税込312円なので、1本あたり32円です。ひじきは110グラムで税込150円のものを22グラム利用すると、税込で30円です。冷凍食品とごはん、ウインナー、ひじきの値段を合計すると「460円」になりました。 なお、今回は計算していませんが、おかずを仕切る緑色の「バラン」や、ひじきを入れる「おかずカップ」などのコストもかかります。 また、お弁当を作るとなれば休日や終業後に買い物したり、自炊したりする手間と時間が発生します。帰宅したあとは弁当箱を洗うことも必要です。 今回のシミュレーションでは1日あたり約40円、年間200日弁当を作ると8000円の節約になります。準備と片付けに時間をかけて節約できる金額としては、評価が分かれるところでしょう。
まとめ
冷凍食品や加工食品を使用してお弁当を作った場合とコンビニで弁当を購入した場合を計算すると、約40円ほど自炊のほうが安いという結果になりました。 ただ、人によっては「約40円の違いならコンビニ弁当を選ぼうか」と思うかもしれません。自炊する場合は費用対効果を計算し、自分にとってお得感が強いほうを選びましょう。 出典 帝国データバンク 「食品主要 195 社」価格改定動向調査―2024 年 4月 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部