女優・小島聖さん(48歳)は41歳で出産も「『お母さん』で終わるつもりはありません」|美ST
映像作品や舞台でその個性を発揮する傍ら、私生活では7歳になる女の子の母でもある小島聖さん(48歳)。家庭と仕事の狭間で奮闘する毎日を送っている小島さんの「働く母」としての率直な思いを始め、いちばんのストレス発散だという趣味の登山や、仕事とは別のライフワークとなっている紙芝居について、たっぷりとお伺いしました! ▶︎【画像で見る】ヘルシーな大人の艶っぽさが溢れる女優・小島聖さん(48歳)
母親であり、俳優であり、でもその前にひとりの人間。私には私の生き方があると思っています
お話を伺ったのは…小島聖さん(48歳) 《Profile》 1976年3月1日生まれ。東京都出身。1989年、俳優デビュー。1999年、映画『あつもの』で、第54回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。コンスタントに映像作品に出演を続けながら、舞台出演も精力的にこなす。近年の出演作は映画『誰が為に花は咲く』ほか。今後の出演作に舞台『FOLKER』(大阪・堂島リバーフォーラムにて2025年2月14日~)。私生活では一児の母。年齢と経験を重ねた上での円熟味と説得力ある演技には、益々の注目が集まっている。
語弊を恐れずに言わせてもらえるなら、このまま「お母さん」で終わるつもりは全くありません。 私には私の生き方があるし、仕事がある。私の場合はたまたまそれが俳優という仕事ですが、誰しもにそれぞれの場所があるはずです。「子供がいてこその私」というのは、ある意味で子供を盾にしていることかもしれないとも思います。子供がいるからやりたいことができない、というように。 今でもそのせめぎ合いで、戦っていますけどね(笑)。子供が小学生になってほんの少し手を離れた感はありますが、それまでは幼稚園の送迎含めかなりの時間を子供に費やさざるを得ず、仕事を含めた自分時間がなかなか持てない。すると私の中でモヤモヤした気持ちが広がっていって。 母親業はそれだけで本当に大変なこと。そのうえ仕事もするなんて決して簡単なことではないけれど、「やりたいからやるんだ!」ととんがっているほうが面白いし、そのほうが私らしいという思いにだんだんとなっていったんです。