新型「BMW M3」早くもツーリングをフェイスリフト パワーアップされた「M3」の全情報!
BMWはステアリングホイールをよりスポーティなデザインに変更した。ステアリングホイールは下部が平らになり、12時位置に赤いマーカーが配されている。今回初めて、同デザインのアルカンターラ製ステアリングホイールもオプションで用意された。ステアリングホイールヒーターはオプションで、ヘッドレスト一体型の照明付きM3レタリングが施された標準スポーツシートのシートベンチレーションもオプションである。
オプションでM3は25kg減量
「M3」を特別にスポーティにしたい人は、「Mレーストラックパッケージ」が追加料金リストにあるのを見つけるだろう。サルーンとツーリングには、カーボンセラミックブレーキ、電動調整ヒーター付きカーボンシェル、同素材のトリムストリップが装備される。スポーティな外観に加え、最大25kgの軽量化も実現している。さらにカーボンファイバーを多用したエクステリアパッケージとして、フロントのインサート、リアディフューザー、エクステリアミラーキャップ、そしてサルーン専用のCFRP製リアスポイラーが用意されている。 「M3」にはミックスタイヤが標準装備される。後輪駆動の2つのバージョンは、フロントが18インチ、リアが19インチ。全輪駆動では、フロントアクスルに19インチ、リアアクスルに20インチのホイールが装着される。フェイスリフトに伴い、BMWは19インチと20インチのサイズの鍛造ホイールを追加し、ホイールプログラムを拡大している。
結論
「フェイスリフト」という言葉は、「M3」が受けた変更を表す大きな言葉である。ボタンレスのクライメートコントロールに変更されたことは、万人が喜ぶことではないかもしれない。「M3」に後輪駆動が用意されているのは嬉しいが、新しいステアリングホイールとヘッドライトが急な価格上昇を正当化するかどうかは、誰もが自分で決めなければならないことだ。
Katharina Berndt