ヒズボラの無人機攻撃でイスラエル兵4人死亡、7人重傷-国防軍
(ブルームバーグ): イスラエルのハイファ南方へのレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラによる13日の無人機攻撃で、イスラエルの兵士4人が死亡した。イスラエル国防軍(IDF)が声明で明らかにした。
声明によると、兵士7人が重傷を負い、負傷した軍関係者全員が「病院に搬送された」。総数は明らかにしなかった。
今回の無人機攻撃が行われたのはハイファ南方にあるビンヤミナ近くで、イスラエルの放送局チャンネル12は先に67人が負傷したと伝えていた。ヒズボラはテレグラムを通じた声明で、攻撃を行ったことを認めた。
IDFは声明で、「攻撃について調査中」だと説明。現地紙ハアレツは情報源を明示せずに、IDFが攻撃前にサイレンが作動しなかった原因と、無人機が迎撃されなかった理由を調査していると報じた。
ヒズボラは、ビンヤミナ近くにあるイスラエルの軍事訓練施設を標的にしたと主張。その後の声明で、イスラエルのレバノンでの攻撃がエスカレートしていることに対応したもので、反撃能力を示すことを目的にしたと明らかにした。
イスラエル軍は、無人攻撃による爆発の後、レバノンから海上に向けて発射された無人飛行物体を空軍が撃墜したと発表した。
原題:Hezbollah Drone Attack in Israel Kills Four Soldiers, IDF Says(抜粋)
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Alisa Odenheimer, Sherif Tarek