王者ノンシンガが来日「どのような展開になっても自分が勝つ」12日、矢吹正道の挑戦受ける
プロボクシングのIBF世界ライトフライ級タイトルマッチ（12日、愛知県国際展示場）で同級2位の矢吹正道（32）＝LUSH緑＝の挑戦を受ける王者のシベナティ・ノンシンガ（25）＝南アフリカ＝が4日、関西空港到着便で来日した。到着後、取材に応じ「今から時差を調整していくが、コンディションは良い」とコメント。計約250回のスパーリングを行うなどハードな練習を積んできたといい、「今は自分のタイトルを防衛することだけを考えている。自分のKO勝利。試合がどのような展開になっても自分が勝つことは間違いない」と自信を見せた。 ノンシンガは2022年9月に同王座を奪取し、1度防衛。その後、エイドリアン・クリエル（メキシコ）に初黒星を喫して陥落したが、今年2月のダイレクトリマッチで10回TKO勝ちし、王座を奪還した。 戦績は14戦13勝（10KO）1敗。対する矢吹も20戦16勝（15KO）4敗と、ともに高いKO率を誇るハードパンチャー同士の対決で、KO必至の激戦が予想される。 試合は元3階級制覇王者の亀田興毅氏（37）がプロモーターを務める「3150×LUSHBOMU vol．2」のメインで行われ、興行の全10試合はインターネットテレビのABEMAで無料生中継される。
