【BreakingDown】計量オーバーの虎之介を修斗2014年新人王のケオンが投げ、乱闘へ。虎之介が勝った場合は無効試合に
2024年10月5日(土)東京・イメージスタジオ109 四谷スタジオ『BreakingDown13.5』の前日公開計量&記者会見が、4日(金)都内にて19:00より行われた。 【写真】朝倉未来の前で罵り合う両者 出場者が順調に公開計量をパスしていく中、第5試合のフェザー級ワンマッチMMAルール63kg以下で、ケオンと対戦する虎之介が64.95kgで1.95kgオーバー。 その次の瞬間、62.95kgでパスしていたケオンが虎之介のバックを奪い、持ち上げて投げ落とした。これに虎之介が怒り、ケオンの足をすくって転倒させると殴りかかろうとしたが、セキュリティが止めに入った。 「体重も合わせられないでふざけんな」と怒るケオン。虎之介も「先に手を出したな。マジで殺すけんな」と激高し、揉める2人をセキュリティが止めに入る。 席に座り、両者が落ち着いたところで会見がスタート。ケオンは「さっきは揉めちゃってすいません。体重も落とせない、周りに迷惑をかけた、謝るのが筋だろ? お前の代わりに女の子が謝りに来たぞ。情けないな。そんなヤツに興味ないです」と、体重を超過したことを謝罪しない虎之介に怒り心頭の様子。 虎之介は「まず始めに、本当にすいませんでした。さっきは先に手を出されたので手を出しただけです」と、カメラに向かって頭を下げ、自分からは仕掛けていないと話した。 この試合は虎之介が勝った場合は無効試合となる、特別ルールで行われることが決定した。 ケオンは「藤田 ケオン 寿大」のリングネームでプロ修斗のリングに上がっていた。2014年2月にプロデビューし、内藤頌貴らを破り2014年のバンタム級新人王&MVPを獲得。しかし、2015年4月以降は北原史寛、オニボウズ、征矢貴らに敗れて6連敗。2016年12月が最後の公式戦となり、戦績は2勝6敗1分。BreakingDownのオーディションには3度出て、今回初出場。 虎之介は『BreakingDown 8』のオーディションから参加し、この時から朝倉未来が「この子凄いよね、ハードパンチャーで。プロでやっていった方がいい。もったいないよね、地下格闘技でくすぶってるの」と、そのポテンシャルを高く評価。『BreakingDown 8』では常連選手のとしぞうを破ったが、『BreakingDown8.5』では冨澤大智にKO負け。『BreakingDown 9』では右フック一発でフクタロスにKO勝ち、『BreakingDown 9.5』では尾田優也と無効試合に。2023年11月の「BreakingDownバンタム級王座決定トーナメント」では1回戦で冨澤との再戦に臨んだが、KOで返り討ちにあった。 2024年2月の『BreakingDown 11』で元プロボクサーのファン・ホセ・ランダエタと対戦したが偶発的なバッティングにより無効試合となり、3月の『BreakingDown 11.5』で再戦も10Rに及ぶ延長戦の末にTKO負けを喫した。「負けたら引退」を宣言した臨んだ6月の『BreakingDown12.5』で大野篤貴に敗れて引退を表明したが、今回復帰することになった。
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