ドジャース、サイ・ヤング賞左腕スネルと面談と米報道…トップクラスの先発獲得が優先事項か
ドジャースは今オフ、FA市場でトップクラスの先発投手を狙っているようだ。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏は20日、ドジャースとレッドソックスがサイ・ヤング賞左腕のブレイク・スネル(ジャイアンツからFA)と面談したと報じた。他にオリオールズ、ブルージェイズが面談した、あるいは面談予定だという。 ローゼンタール記者によれば、ドジャースはサイ・ヤング賞右腕のバーンズ(オリオールズからFA)、好左腕のフリード(ブレーブスからFA)とも交渉しているという。 ドジャースは先発と外野手獲得が今オフの優先事項と言われる。来季の先発陣は大谷翔平が復帰し、山本由伸、グラスノー、ゴンソリン、メイ、ナック、ミラーらが控えるが、オフに左肩の手術をした大谷が開幕に間に合うかは微妙。ゴンソリン、メイはけが明けで不透明。FAとなったカーショーはチームに戻ってくると予想されるが、オフに膝などを手術し、復帰時期は分からない。 今季途中で獲得したフラーティ、ビューラーはFA。チームはトップクラスの先発を市場から1枚は獲得したいようだ。ただ、スネルとバーンズの代理人はボラス氏で、契約で譲歩することはないだろう。一方で、ドジャースは、佐々木朗希獲得を目指している。編成トップのフリードマン編成本部長の手腕が問われる。
中日スポーツ