【追悼・中山美穂さん】美STだけに語った本音や素顔を振り返る【関係者からの思い出メッセージも】|美ST
それはあまりにも突然の知らせでした。2024年12月6日、中山美穂さんとの永遠の別れ。54歳での早すぎる別れに、美ST編集部は一瞬にして悲しみに包まれました。 15年前の『美ST』創刊号で、センセーショナルにカバーを飾ったのが中山美穂さん。まだパリ在住だった美穂さんが久しぶりに女性誌に登場し、変わらぬ美貌とミステリアスな佇まいを惜しげなく披露してくださりました。それはため息すら漏れる美しさで、多くの大人女性の憧れの的に。それから全部で18回も表紙を飾っていただき、年間通してのカバーガールや連載、旅企画にも登場。それほど、中山美穂さんは美STに深く寄り添ってくださる唯一無二の方でした。 歴代の表紙とともに、美STだけに語ってくださった珠玉の言葉の数々を振り返ります。 【画像で振り返る】史上最多18回登場、美しすぎる中山美穂さん
創刊号を飾り、1年間表紙の顔を務めてくださったのも中山美穂さんだけ
2014年7月号~2015年6月号では1年間表紙の顔に 「中山美穂」という圧倒的存在感ゆえに、創刊号はスタッフ全員緊張感で挑むも、一歩カメラが回ると凛とした佇まいとエキゾチックな表情に一同虜に。意外にも、インタビューでは決して口数の多くない静かなる人。そこから1つ1つこぼれ出る言葉と表現がまた清らかで美しいのです。大人の女性が生きていくための楽しみ、悲しみ、愁いを余すことなく語っていただきました。
ハッと印象に残る。中山美穂さんの珠玉の言葉の数々
“年齢に恐怖を持つことはマイナスだと思います。私自身は出来れば美しくありたいですが、ありのままでいいですね。シワやシミがないのは気持ち悪いし。とはいえ「シミができちゃった」と気にしている女性もかわいらしいと思います” ---2009年10月号
“人生は一度きり。限られた時間しかありません。私は、ちょっと大げさかもしれないけれど、あと10年しかないって考えているんです。すると、歳だからって諦めるのがもったいなくなるし、今の自分に必要なものは何なのか、やりたいこと、やりたくないこと、やらなくちゃいけないこと、やらなくていいことがハッキリ見えてきます” ---2014年9月号