鈴木誠也、日本人右打者初の2年連続20号 PS目指すカブス打線を力強く牽引
◆ ドジャース・大谷は初回に47号先頭弾! カブスの鈴木誠也外野手(30)が11日(日本時間12日)、敵地でのドジャース戦に「3番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席に20号の右越えソロを放ち、日本人の右打者としては初の2年連続20号を達成した。 2-5と3点を追う3回の第2打席、一死無走者でドジャースの先発右腕・ミラーと対戦。1ストライク後の高めシンカーを捉えた打球は、速度101.9マイル(約164キロ)、飛距離382フィート(約116メートル)で右中間席に着弾する20号ソロとなった。 鈴木はメジャー2年目の昨季、日本選手の右打者では初となるシーズン20本塁打をマーク。今季もカブスの中心打者として20号に到達し、日本選手の2年連続20本塁打は松井秀喜、大谷翔平に次ぐ3人目。右打者では初の快挙となった。 鈴木はここまでチームトップのOPS.835、同2位の20本塁打を記録するなど、ポストシーズン(PS)進出を目指すカブス打線を力強く牽引。この日はドジャースの大谷が初回に47号の先頭打者アーチを放っており、NPB時代から切磋琢磨してきた同学年のふたりがメジャーの舞台で“共弾”を披露した。
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