【JRA賞】パリ五輪「銅」初老ジャパンが馬事文化賞受賞「引き続き馬文化の浸透に貢献したい」
JRAは7日、24年度のJRA賞馬事文化賞選考委員会を開き、昨夏のパリ五輪の総合馬術団体で銅メダルを獲得した“初老ジャパン”のメンバー4人と、パートナーの馬4頭が受賞した。 受賞者の正式呼称は「パリ2024オリンピック総合馬術 団体日本代表」。大岩義明&MGHグラフトンストリート号、北島隆三&セカティンカJRA号、田中利幸&ジェファーソンJRA号、戸本一真&ヴィンシーJRA号に贈られた。五輪でのメダル獲得は32年のロサンゼルス大会以来、日本の馬術競技では92年ぶりの快挙。4人馬が協力してさまざまな危機を乗り越えて戦い抜き、多くの人々に感動を与えたことにより、馬術競技の魅力を広く伝えられたことが評価された。 個人含めて5度目の五輪出場でメダル獲得となった大岩は「たくさんの方に導いていただきここまで来ました。感謝の気持ちでいっぱいです。馬と気持ちをひとつに出来たときの喜びをもっとたくさんの方に感じていただけるように、引き続き馬文化の浸透に貢献していきたいと思います」とコメントした。 JRA賞馬事文化賞は当該年度において文学、評論、美術、映画、音楽、写真、公演、催事、テレビ番組などを通じて馬事文化の発展に特に顕著な功績のあった者に授与される。また、オリンピックの馬術競技、または馬術の世界選手権において3位以内の成績を収めた選手および馬も選考対象者となっている。