オリックス・九里亜蓮、入団会見でプレゼント約束 自身初の200投球回達成へ意欲
移籍を決断する際に背中を押してくれた家族のためにも京セラドームで元気よく腕を振る。活躍する姿を見せることこそが、最高のプレゼントになる。(織原祥平)
★新日プロレス内藤哲也からエール
プロレスファンの九里は、以前から親交の深い新日本プロレスの内藤哲也から「どういう決断になっても、一人の人間として応援しているので頑張ってください」と激励を受けたことを明かした。プロレス界一の鯉党で知られる内藤には「また(試合を)見に来てください」と返答したという。2人の絆は移籍しても変わることはない。
★福良GM「タフなところが持ち味」
九里についてオリックス・福良GM 「タフなところが持ち味。イニングを食ってくれると思うので、期待している」
九里 亜蓮(くり・あれん)1991(平成3)年9月1日生まれ、33歳。鳥取・米子市出身。岡山理大付高では甲子園出場なし。亜大では4年時に東都リーグの春秋MVP、明治神宮大会で優勝した。14年にD2位で広島に入団し、1年目から開幕ローテ入り。21年に13勝で最多勝利投手。海外FA権を今オフ行使し、オリックスへ移籍した。通算71勝67敗、防御率3・49。188センチ、97キロ。右投げ右打ち。背番号「22」