【ロータリーが450台も集結】26回目の『SEVENSTOCK』 アメリカのロータリーファンは想像以上にアツかった!
注目のRE車「RX-2」
■エイブル・イバラ氏の「RX-2」 ロータリー界では超有名人エイブル・イバラ氏のRX-2。イバラ氏は90年代からロータリー車のドライバー兼チューナーとして活躍し、マツダと共同でレースカーを作ったり、レストアしたりも。現在もロータリー界の生きる伝説として語られている。
注目のRE車「RX-7(FB)」
■父と息子でレストア!1981年式マツダRX-7 FB(スターダストブルー) こちらのFBは父と息子による共同作業ですべてのレストアを完成させている。 父親はほぼ素人でレストアの専門家ではないため、息子と一緒に初めての旧車のレストアに挑戦し、すべてのステップ、すべてのディテールを自分たちでこなしてフルレストアを可能にした。
注目のRE車「ワイスピ仕様のFD」
■ワイスピ仕様のFD アートファクトリーの公式バイナルがポイント FDでワイスピ(Fast & Furious TOKYO DRIFT)仕様のカスタムといえば、ヴェイルサイドが手掛けた『RX-7 Fortune』が有名だが、こちらはオレンジ色の80スープラ同様、公式バイナルを担当したアートファクトリー製のラッピングがポイント。 あえてRX-7 Fortuneに行かないところにオーナーの強いこだわりを感じる。ちなみに、こちらも映画に出たモデルはヴェイルサイドが仕上げている。
注目のRE車「RX-3」
■20B×3ローター搭載。90年代の『歴戦の雄』 マツダUSAの展示ブースに登場した個人所有のRX-3は、SCCAソロナショナル選手権での優勝をはじめ、90年代の主要レースで輝かしい戦績を残した。 トレメックの5速クロスミッションを搭載し、ステアリングラックはFCから移植。3ローター20Bエンジンをハルテック製ECUで制御する。
注目のRE車「RX-7(FB)」
■今年の最優秀賞受賞! 1985年式RX-7(FB) セブンストック26における『Best Overall Show』で優勝したのがこちらのFB。マルティニカラーに塗られた美しいボディワークはDENZWORK社によるもの。 エンジン回りはサンゼルスでの有名RE車専門店、JRX Rotary社が手掛けている。450台の出展車両の頂点に立った。なお『MADAZ』とはこのクルマのニックネームで、Madaz = Mad (crazy) asという意味が込められている。
加藤久美子(執筆/撮影) AUTOCAR JAPAN(編集)