「バッグ界の新時代を感じさせる」気鋭ブランド『トルバドール』の“APEX バックパック 3.0”を徹底解説【今、本当に使いたい傑作SDGsモノ】
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成されており、2030年が達成年限とされています。さて、これからもステキなモノと出会うために……。 ⇒【写真】英国で設立された気鋭のバッグブランド『トルバドール』の最新バックパック、詳しい画像を見る(全6枚) 今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを、この記事では紹介していきます。今回注目したのは、2024年秋冬シーズンより、日本に本格上陸を果たしたバックブランド『トルバドール』のアイテムです。
2012年に英国で設立された気鋭ブランド
今回取り上げるバッグブランド『トルバドール』は、デザイナーのサミュエル・ベイルとアベル・サメットの2人が、2012年に英国で設立した、気鋭ブランドのひとつだ。休日もビジネスもあらゆるシチュエーションに使えるバッグが見つからなかったため、自ら作ろうと考えたのが事のはじまりだという。「ファッションやバッグブランドでの経験がなかったからこそ、使い勝手や素材をコスト度外視で徹底的に追求することができた」と2人が述べるように、門外漢だった彼らのモノづくりのアプローチは既存のブランドとは少し異なっていた。限りある資源の利用を最小化する方法を模索し、サステナビリティをブランドの根底に置いた。 そのため、再生素材を採用するなど環境負荷の低いプロダクトであることを重視。想いを徹底するため、リサイクル可能な素材の開発からプロジェクトを推し進めているというこだわりようだ。代表モデルである「APEX バックパック 3.0」では、独自に開発したという撥水性のある再生ポリエステルを使用。さらに多彩な収納構造や人間工学に基づいた設計を取り入れ、“理想のバッグ”を体現している。SDGsの重要性が叫ばれる今、トルバドールは時代が生み出した必然といえる存在だ。
リサイクルマテリアルで紡ぐバッグブランドの新時代
TROUBADOUR(トルバドール) APEX BACKPACK 3.0 ¥49,500 サイズ:W32×H48×D15cm メイン収納内には、タブレットやペン、ケーブル類などを整理して収納できるオーガナイザーパネルを装備。機能的に収納でき、スマートに取り出せる。 左側のショルダーハーネスにファスナーポケットを装備。スマホやイヤホン、パスケースなど、頻繁に出し入れする小物を収納できるので便利だ。 独自に開発したという再生ポリエステルを採用。このAPEX BACKPACK 3.0はおよそペットボトル44本を原料としてリサイクルしたという。 そのうえ優れた軽量性や耐久性、撥水性も備えており、バッグとして求められる確かな性能も備えている。 この他トルバドールでは、すべてを再利用できるパーツで組み上げた「Fully Circular Collection」も展開。本体素材はポリエステルの分子構造から分析し、商品化まで2年半を費やすなど細部にまでこだわっている。 さらに米国非営利団体による国際認証制度であるB Corp認証も受理。社会や環境に配慮しながら、利益と公益を両立できる企業として認められており、SDGsが掲げる幾多の目標にも適う活動の実践を証明している。 文/横山博之
MonoMaxWeb編集部
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