「あったらいいな」と思う会社制度をプレゼン パナソニック ISと京都女子大学がワークショップ
学生の発想力で、企業の働きやすい職場環境づくりを考えようと23日、パナソニック インフォメーションシステムズ(IS)と京都女子大学は、共同でワークショップを開催した。 【関連写真】ワークショップに参加した学生たち DEI(Diversity=多様性、Equity=公平性、Inclusion=包括性)の観点から働きやすい職場環境を考え、さまざまなアイデアをチームごとに発表した。 当日は、京都女子大学現代社会学部の学生41人(3年生)が参加、同学部の宮下健輔教授、パナソニックISの人事総務部や経営企画部、DEI推進担当の社員らを前に、9チームに分かれてプレゼンテーションを実施した。 テーマは、「DEI、目指すべき企業風土の実現に向けて“あったらいいな"と思う会社制度」。 学生たち自らが、自由な発想で考えたさまざまなアイデアは斬新で、パナソニックISでも、若者ならではの企業に新風を吹き込むような優れた考え方については、今後社内制度への活用を検討するという。 プレゼンでは、さまざまな制度のアイデアが紹介された。 「趣味休暇」「メンタルヘルス休暇」「セルフディスカバリー休暇」「ボランティア休暇」などの導入や、チームワークを高める「サークル活動」「勤務時間外ZOOM交流」の実施、「フィーリングボードの設置」「VR Chat会議の導入」「朝のボイチェン(ボイスチェンジャー)通話ゲーム」の実施といったものだ。 さらに働き方にメリハリをつけるため「3時のティータイム」の導入や、社内会議の円滑な進行・活発な議論展開を促す「(新人もベテランも役員も)平等な会議」の実施といった提案も。 プレゼンの中では、よく「ほめる」或いは否定しない(まず肯定する)という意見が登場し、「ほめほめポイント制度の導入」「ありがとうポイントの導入」を提案したチームもあった。
電波新聞社報道本部