不正取得のカード情報でスマホ決済繰り返したか 加熱式タバコ500点だまし取った疑い 中国籍の会社経営者逮捕 犯行グループ指示役の可能性
不正に取得したクレジットカード情報を使って加熱式タバコなど約500点の商品をだまし取ったなどとして、中国籍の会社経営者の男が逮捕されました。 詐欺や犯罪収益等隠匿の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の会社経営者で中国籍の羅祖耀容疑者(35)です。 羅容疑者は3月、既に逮捕された人物らと共謀し、兵庫県三田市のコンビニエンスストアで、不正に取得したクレジットカード情報を悪用して加熱式タバコなど計515点の商品(販売価格計約29万円)を購入し、だましとった疑いなどがもたれています。 警察は羅容疑者の認否を明らかにしてません。 事件をめぐってはこれまでに6人が逮捕されていて、羅容疑者は犯行グループの指示役とみられ、スマートフォンを調達し、実行役に届けるなどしていたということです。 警察によりますと羅容疑者らのグループは日本人約130人分のクレジットカード情報をサイト上で不正に取得し、カード情報をスマホに移して店でタッチ決済する手口を繰り返していたとみられます。 グループによる不正決済の金額は約300万円上るということです。 警察は関係先からスマホ約750台などを押収していて、実態解明を進めています。
ABCテレビ