新馬戦レコードVのキングスコールがソエで札幌2歳Sを回避 今後は栗東に戻して様子を見る方針
札幌での新馬戦を1分47秒8の2歳コースレコードで3馬身差をつけて圧勝し、札幌2歳S(31日・札幌)に出走を予定していたキングスコール(牡2歳、栗東・矢作)がソエで出走を回避することが明らかになった。所属するDMMバヌーシーが27日、ホームページで発表した。 走れなくはない状態だが、最終週で馬場状態が悪くなりそうな上に、台風の影響が不透明なこともあり、無理をさせずに大事を取って出走を見送ることになった。すぐには放牧には出さず、今週末にレースに出る馬とともに一度栗東に戻す方針。ソエが良くならなければ放牧、良化すれば仕切り直して別のレースに使う可能性もあるという。 同馬は父ドゥラメンテ、母レインオンザデューン(母の父フランケル)の間に産まれた黒鹿毛馬。新馬戦に引き続き、藤岡佑介(38)=栗東・フリー=とのコンビで重賞初タイトルを目指す予定だった。