インテリアデザイナーに聞いた、2024年に見た最悪のトレンド(海外)
インテリアデザイナーたちに2024年に見て来た最悪のトレンドについて聞いた。 専門家は、ファストファニチャーとベージュの壁は2025年までに辞める必要があると述べた。 【全画像をみる】インテリアデザイナーに聞いた、2024年に見た最悪のトレンド 極端なミニマリズム、ブークレ生地の椅子やソファ、オープンシェルフなどもトレンドではなくなってきている。 住宅価格は引き続き上昇しており、物件の売れ行きは非常に鈍くなっている。 Business Insiderは複数のインテリア デザイナーに、2024年に見てきた最悪のトレンドについて聞いた。あなたの家を市場で目立たせたい場合でも、単に空間を整えたい場合でも、それらによって少なくとも何を避けるべきかが分かるだろう。
ファストファニチャーは長持ちしない
シンプリー・サム(Simply Sam)のCEO兼主任デザイナー、サマンサ・ランド(Samantha Lund)は、大手チェーンの組み立て式やフラットパック式の家具などの「ファストファニチャー」の増加は好ましくないとBusiness Insiderに語っている。 「安くて使い捨ての家具を買うトレンドは、環境と個人のスタイルの両方に悪影響を及ぼしている」と彼女は言う。 「こうした家具は品質や個性に欠けることが多く、頻繁に買い替えることになるので、無駄が増えてしまう」 ランドは、予算に余裕があるのなら、しっかりした作りの時代を超越したタイムレスなアイテムに投資するか、個性のある安価な中古品を探すのがいいと話している。
ブークレ生地の家具の使い過ぎに注意
アンディ・イエーツ・デザイン(Andy Yates Design)の主任デザイナー、アンディ・イエーツ(Andy Yates)は、ブークレ素材の生地で、心地いい質感を部屋にもたらすことがいい方法だと言う。しかし、椅子、ソファ、オットマンなどすべての物を同じような凹凸感のある生地で揃えてしまうと、やりすぎの印象を与えてしまうという。 「私はブークレ素材を、滑らかなベルベットやシャリ感のあるコットン、なめらかなレザーなどの相補的な素材とミックスして、よりダイナミックに見せるのが好きだ」と彼はBusiness Insiderに語っている。 「アクセントチェアやオットマンなど、控えめにブークレ素材の物を取り入れると、ちょうどいい温かみのある質感が生まれる」