インテリアデザイナーに聞いた、2024年に見た最悪のトレンド(海外)
まだ多いファームハウススタイルのインテリア
船室をイメージした羽目板の「シップラップ」壁、納屋のドア、素朴な看板などが特徴のファームハウススタイルのインテリアが過剰になるとオリジナリティが欠けてしまう。 「このスタイルは魅力的なものもあるが、広く普及しているため、不自然で古臭いものに感じてしまう」とランドは話す。 ランドは、もしこのトレンドが好きなのであれば、全体的なデザインにさりげなく素朴な要素を取り入れることを提案している。
間仕切りにドレープカーテンは使わない
ラフターによると、この1年で間仕切りとしてカーテンが使われることが増えているという。 「プライバシーや仕切りが必要な場合は、オープンな本棚や装飾的なスクリーンなど、機能的でスタイリッシュな代用品を使うことを勧める。これらは境界を作るだけでなく、空間に個性と個性をもたらしくれる」
壁にはベージュは合わない
イェーツは、ベージュ色の壁は味付けのない食事と同じで、平凡で退屈なものだと話している。 「ニュートラルな色で埋め尽くされた空間をたくさん見てきたが、人生は完全にモノクロームでない方がいい」と彼は言う。 「その代わり、ソフトなニュートラルカラーには、温かみのあるテラコッタやフォレストグリーン、ディープネイビーなどの補色と重ねるといいだろう」
アクセントウォールは必要ない
ラフターによると、アクセントウォールはブームが過ぎてしまっているという。 「壁の一面だけを孤立させるのではなく、大胆な色のペイントや質感のある壁紙で部屋全体を覆うこともできる」と彼女は言う。 「仕上げを天井まで施せば、部屋に奥行き感が加わり、狙い通りの一体感のある印象的な空間を作り出せる」
オープンシェルフは実用的ではない
ランドは、「オープンシェルフは適度に使うと素敵に見える」と言う。だが、キッチン上部のキャビネットをすべてオープンシェルフにするというトレンドは実用的ではなく、見直す必要があるという。 「オープンシェルフの見た目をよく保つには、常に手入れや整理整頓が必要だし、食器がホコリや汚れにさらされてしまう。よりバランスの取れた解決策は、扉のあるキャビネットと組み合わせてオープンシェルフをディスプレイ用として使うことだ」
Casey Clark