「上司からパワハラで自殺」新入社員の遺族が「ブリヂストン」関連会社を提訴 会社側「自殺ではない」
読売テレビ
タイヤ大手「ブリヂストン」の関連会社に入社した男性が上司からパワハラを受けて命を絶ったとして、遺族が会社に対し、損害賠償を求める裁判を起こしました。 訴状によりますと、3年前にブリヂストンの関連会社に入社した男性は、この会社が運営する京都市の「タイヤ館」の店舗で働いていましたが、上司から複数回、大声で叱責されるなどし、入社から約8か月後に行方不明になり、その後、転落死しました。 労働基準監督署は、上司から「精神的な攻撃を受けた」として労災と認定していて、男性の両親は会社側に対し、約6500万円の賠償を求めています。 一方、ブリジストンは「警察では自殺という判断ではないと聞いている」とした上で、提訴についての「コメントは控えさせていただく」としています。