危険運転致死罪に問われた男 起訴内容を一部否認 仙台・宮城野区
khb東日本放送
2023年4月、仙台市宮城野区で赤信号を無視して交差点に進入し衝突した車を運転していた男性を死亡させたとして、危険運転致死などの罪に問われている男の初公判が開かれました。男は「わざと信号無視をしたわけではない」と起訴内容を一部否認しました。
本宮龍希被告(25)は2023年4月、宮城野区岩切で赤信号を無視して交差点に進入し衝突した車を運転していた男性(当時61)を死亡させた罪などに問われています。 仙台地裁で開かれた初公判で本宮被告は「事故を起こしたことは間違いないですが、ことさら信号無視をしたわけではありません」と起訴内容を一部否認しました。 検察側は「被告は2つ手前の交差点でも赤信号を無視し、近くに止まっていたパトカーから逃れようと時速100キロほどまで加速し、赤信号でも構わないと考え交差点に進入した」と主張しました。 一方、弁護側は「パトカーから逃れるため後方を何度も確認したため、信号機や交差点に気付くのが遅れた。ブレーキを踏んだが事故が起きてしまった」と述べました。
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