“ロス五輪の星”宮崎友花が初V王手「チャンスだと思って頑張る」バドミントン全日本総合
◇バドミントン全日本総合選手権第6日(2024年12月29日 東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ) 女子シングルス準決勝で宮崎友花(18=山口・柳井商工高3年)が郡司莉子(22=再春館製薬所)に2―1で逆転勝ちし、決勝進出を決めた。 第1ゲーム、宮崎はバックを攻められ12―21で落としたが、第2ゲームから主導権を握り21―12、21―11で連取した。 「相手に対策されて、バックの奥を攻めてこられて、崩れる部分が多かったけど、第2ゲームからしっかり立て直すことができた」とほっとした表情で振り返った。 宮崎は高校1年で世界ジュニアを制し、今年3月にはワールドツアーのオルレアン・マスターズ(フランス)で優勝を飾り、4年後のロサンゼルス五輪でも活躍が期待される逸材。歴代優勝者の山口茜、奥原希望が相次いで棄権で姿を消した今大会で初優勝の期待が懸かる。 「山口選手、奥原選手が棄権し、戦えないのは残念だけど、チャンスだと思って優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。