「ひ、引きずり込まれる…!」狙いは20kgオーバー!待望の新作ロッドを投入したヒラマサキャスティングゲーム!
数少ない自社生産のロッドメーカーである天龍。同社が抱えるアングラーが、長崎県・玄界灘で大型のヒラマサを狙う。新型ロッドも駆使しながら、難敵を攻略を目指す! 果たして、ヒラマサはキャッチできるのか!? 【画像】本命にヒラマサキャッチ!魚の写真を見る
オフショアキャスティングで大型のヒラマサを攻略
テンリュウのオフショアスタッフ3名が今回挑むのは、大型のヒラマサ。20kg以上のターゲットをオフショアでのキャスティングのゲームで狙う。 釣行は2023年の秋頃、この時期は小型のシイラがベイトとなるシーズンだが、実際にはイワシ等のベイトも入るような状況。使用するラインはPE8号以上が指定されており、大型のヒラマサだけを想定したタックルセッティングだ。 初日は早朝に港集合。1時間半~2時間の移動後、朝日が昇る頃にポイントに到着。壱岐島の北西から南側のエリアを中心に探り、ベイトについた魚を探す釣りで、魚探に反応があったエリアをドテラ流しで探っていく。初日は比較的穏やかな海面で、朝のみシイラの跳ねやヒラマサのボイルが散見したが、その後は音沙汰無し。 船長曰く、水面よりは水面直下を意識したルアーにヒラマサが反応しやすい傾向にあるとのこと。そこで、各アングラーはルアーを少しダイブさせることで、水面を割らない様にコントロールしてバイトを誘う。しかし、なかなかターゲットからの反応が得られない、非常にタフな状況。そのため、ペンシルベイトをひたすらキャストするような展開が続く。
本命のヒラマサをキャッチ!しかし、サイズが伸びない…?
時間は進むがタフなコンディションは変わらず、ヒラマサの鼻先にルアーが落ちないと喰ってこないような状況だ。今回の実釣のように波がなく静かな海の場合、ルアーの飛距離も重要となる。船から充分な距離を取ることで、ターゲットに余計なプレッシャーを与えず、ヒット率がアップすることも多い。 ロングキャストは、スキルとアングラーの力も必要ではあるが、それを威力を最大化するための飛距離の出せるタックル設定も重要となる。その点、この釣行で使用するタックルセッティング、特にロッドに関しては、重量級のペンシルベイトをしっかりと背負えながら、十分な反発力でさらにその先へとルアーを運んでくれる。