大谷翔平級の打球速度に野手としての可能性感じ取る…中日・井上一樹監督、加藤竜馬投手の転向について説明
中日・井上一樹監督(53)が29日、来季から野手転向となる加藤竜馬投手のポテンシャルに期待を寄せた。指揮官は同日、中京テレビの情報番組「あさドレ♪」、CBCテレビの情報番組「チャント!」、NHKの情報番組「まるっと!」に出演した。 指揮官は可能性を感じ取った。来季から育成契約を結ぶことが発表された加藤竜。打者として支配下登録を目指す25歳について井上監督は「野手顔負けのスイングするし、野手として器用な部分もある。体格やパワーは他の野手と比べても抜きんでたものがあるので、生かしていこうと」と説明した。 185センチ、99キロの恵まれた体を持つ加藤竜は身体能力抜群だ。50メートル5秒9の俊足に加え、ゴルフのドライバーを握れば、プロ級の340ヤードを飛ばす。今年夏ごろから打撃練習を始めると、左右両打席から鋭い打球を連発。球団が打球速度を測定すると、ドジャース・大谷級の180キロを計測したという。 だが簡単なことではないことは、打者転向経験者の井上監督が一番知っている。「ハードルになるのは走攻守すべて。本人に覚悟がないと無理」と言いつつ「こちらでできることはやろうと思う」と続けた。
中日スポーツ