片付けのプロが教える!家が散らかる前に知っておくべき必須テクニック
家全体がなんとなくごちゃごちゃしているけど、どこから片付けていけばいいかわからない……。 【画像】片付けのプロが教える!家が散らかる前に知っておくべき必須テクニック アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに教えてもらいました。
片付けには「小さな片付け」と「大きな片付け」がある
家全体がごちゃごちゃしていて、片付けたいとは思いつつ、どこから手を付ければよいのかわからない……と、片付けのスタート地点で立ち止まっている人、意外といると思います。 そんな人にまず理解していただきたいのが、片付けには「小さな片付け」と「大きな片付け」があるということです。
「小さな片付け」とは?
小さな片付けというのは、日々のリセットのこと。具体的に言えば、出したものを収納場所に戻すだけの作業です。 例えば…… ・おもちゃをおもちゃ箱に片付ける ・乾いた洗濯物をクローゼットに片付ける ・食器を洗って食器棚に片付ける ・買ってきたものをそれぞれの収納場所に収める などです。
「大きな片付け」とは?
大きな片付けというのは、大掛かりな整理や、収納の仕組みをつくり直すことです。 例えば…… ・部屋の役割を見直す(物置状態の部屋を子ども部屋にしたいなど) ・収納場所に入りきらなくなったので棚卸しをして見直す ・ものの定位置を決め直す ・収納家具を変更する などです。
片付けのスタート地点で立ち止まったときは、まず「小さな片付け」を!
「小さな片付け」と「大きな片付け」の違い、おわかりいただけましたでしょうか? ちらかった部屋を前にすると、つい「大きな片付け」のことを考えがちですが、ちらかった状態では収納の仕組みをつくり直すのは困難。だから、まずは日々の「小さな片付け」からやってみましょう。 それを続けていれば、どこかのタイミングで「小さな片付け」では追いつかないときが訪れます。たとえば、以下のような理由で…… ・収納場所にものが入りきらなくなってきた ・「どこに片付けるのかわからない」というものが増えてきた ・リビングルームに個人のものが置きっぱなしという状態になってきた ・もっと別の収納方法のほうが良い気がしてきた このタイミングで「大きな片付け」をして、ものの全体量を減らしたり、仕組みを見直したりしましょう。 なお、「小さな片付け」はスキマ時間でもできますが、「大きな片付け」には少しまとまった時間が必要です。なので平日は「小さな片付け」だけやって、週末は「大きな片付け」に取り組んでみる、といった具合に分けて考えみるのがおすすめですよ。 「小さな片付け」はためないことが大事です。「小さな片付け」をためてしまうと「大きな片付け」に感じてしまいます。「小さな片付け」は歯磨きレベルで毎日ちゃちゃっと終わらせるようなイメージで取り組んでみましょう。 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。 構成/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部