ダイソーで1,100円の最新型ワイヤレスイヤホン「TWS004」を旧型(TWS002)と聞き比べてみた!
完全ワイヤレスイヤホン(TWS004)の同梱物は、本体と充電ケース、取扱説明書のみ。USB Type-CケーブルやACアダプタは付属しません。
充電ケースは貝のようにパカッと大きく口を開けるタイプなので、イヤホンは取り出しやすいです。ただし、バッテリーの状態が確認できるLEDはフタを開けないと分からないのがイマイチ……。
イヤホン本体はイヤーフックがぴょこっと飛び出ている独特の形状。耳の形状によって装着感がどれぐらい違うのか気になるところです。
充電ケーブルは、ケースの背面から差し込む構造。ただし、USB Type-Cの充電ケーブルは付属しないので自分で用意しましょう。
実際にTWS004で音楽を聴いてみる!
それでは、実際にTWS004を使って音楽を聴いてみましょう。今回は、筆者が愛用している音楽プレイヤーで聴いてみます。 まず、TWS004を装着してみると、イヤーフックのお陰で安定感があってなかなか外れにくい印象です。それでいてイヤーフックが当たっている圧迫感もなく、快適な着け心地でした。ただし、カナル型なので耳の穴への圧力はそれなりにあり、これが苦手な人は長時間着けるのが辛いかもしれません。
実際にTWS004で音楽を聴いてみた第一印象は全体的に音が膨らんでいて、ボヤッとした印象。生楽器の音は膨らみすぎて楽しめないでしょう。 低音はわりとしっかりとした調整で、ドラムの打ち込みが印象的な音楽にはいいかもしれません。ボーカルの中音は前に出てきて聴きやすいのですが、決して解像度が高いわけではないのでシャープさはありません。高音は少し後ろから聴こえるイメージで主張は弱く、ロックサウンドではインパクトが足りませんでした。音質的にはボーカル曲なら聴けなくもないですが、生楽器や高音が激しいロックなどは厳しいと思います。
タッチ操作はあまり反応が良くなく、とくにダブルタッチは反応が微妙。また、タッチセンサー部分が凹んでいるので指が引っ掛かり、タッチしにくさを感じます。とはいえ、凹みがあるためセンサーの場所が指で探しやすいというメリットはありました。 マイクを通した声は籠もって聴き取りづらく、外で長時間話していると聴き取りづらく感じるでしょう。雑音の少ない屋内でのオンライン会議ではなんとか使えると思います。