JFEスチールなど検討のCCS事業、三菱ガス化学など新たに2社参画
JFEスチールが石油資源開発や日揮ホールディングスなどと共同検討している日本起点のCCS(二酸化炭素の回収・貯留)事業に、三菱ガス化学と三菱ケミカルの2社が新たに参画する。 11日、事業参画する全8社がエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の公募で採択され、受託契約を締結した。 JFEの製鉄所など瀬戸内海の複数の産業拠点から出る二酸化炭素(CO2)を回収・液化し、マレーシア・サラワク州沖で貯留する場合の設備やコストを検討する。瀬戸内海での内航輸送も含む貯留地までの海上輸送についてはペトロナス・CCSベンチャーズとも連携する。