メジャートップに立つ今季15本目の”ミスター・二塁打”大谷翔平の打撃に米注視「彼はホームランも打てる素晴らしいバッターだ」
現地5月10日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がサンディエゴ・パドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、8回の第4打席に2番手で登板した松井裕樹と対戦。左中間を真っ二つに破る痛烈な二塁打を放つなど、4打数2安打。3試合ぶりのマルチヒットを記録した。 【動画】大谷翔平がパドレス松井裕樹から左二塁打!ベンチに向かって笑顔も 両チーム先発投手の緊迫した投手戦が展開され、7回終了時までドジャースが1点ビハインドで迎えた8回表、この回から登板したパドレスの松井が先頭のムーキー・ベッツが打ち返した打球が左足を直撃。マウンド上で倒れ込んだが、日本人左腕はそのまま気合の続投。無死一塁で大谷と、今季3度目の直接対決となった。 第2打席に左安打で3試合ぶりのヒットをマークした大谷は外角低めのスライダーを弾き返すと、ライナー性の打球は左中間を破る余裕の二塁打。大谷は塁上で三塁側ベンチに向かって両手を挙げる今季のチーム・パフォーマンス「ヒップ・ロック」を披露し、笑顔を浮かべた。無死二、三塁と絶好の得点機を広げた大谷に続き、3番フレディ・フリーマンがきっちり左犠飛で応え、ドジャースが1対1の同点に追い付いた。 大谷の一打には現地メディアもすぐに反応を示した。MLB公式サイトは「ショウヘイ・オオタニが、リーグトップとなる今季15本目の二塁打を放つ!」と速報を打ち、メジャー全体でも首位に立つ「ミスター・ツーベース」の長打力を称えた。 また、地元メディア『Dodgers Daily』は「ショウヘイ・オオタニが107マイル(約172.2キロ)の打球速度をマークする二塁打!」と書き始め、「いつも言っていることだが、彼はホームランも打てる素晴らしいバッターだ」と強調。状況に応じたチームバッティングができる大谷の多才さを褒め称えている。 終盤に追い付いたドジャースだったが、チームは9回に今季2度目のサヨナラ負けを喫し、連勝は「7」でストップ。13連戦の初戦を落とした。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 好調の大谷翔平めぐり、また“不毛な論争”が…「投手はやめて史上最高の打者にさせるべき」「高年俸の理由は二刀流の輝きがあるから」米メディア賛否
- 水原一平容疑者が大谷翔平から盗んだ総額26億円に“全額賠償”の義務! 一方で米メディアは「正確な被害額はまだ確定していない」と指摘
- 「あまりにも残酷!」水原容疑者、今度は大谷翔平から歯科治療で930万円“ネコババ”発覚にネット憤慨!「もう言葉がない」「人間として最低すぎる」
- 「わずか37試合だが、すでに三冠王の領域に向かっている」大谷翔平の驚異的スタッツに米メディアが畏敬の念「打者に集中した結果がこれだ」
- 「本当は二刀流って忘れてない?」大谷翔平の“打撃無双ぶり”に米データ専門サイトも米ファンも驚嘆!「7億ドルでも安い」「クレイジーな話だ」