鎌田との共演は白紙に ベリンガム弟がサンダーランドに残留
兄よりも5cm大きい
今やレアル・マドリードの中心選手にまで成長したジュード・ベリンガム。イングランド代表も彼がチームの中心であり、ここ数年で評価を急上昇させた選手の1人だ。 彼の弟であるジョーブ・ベリンガムもプロサッカー選手で、現在はチャンピオンシップのサンダーランドでプレイしている。 偉大な兄の活躍もあって弟であるジョーブへの期待も高まっており、今夏の移籍市場ではクリスタル・パレスへの移籍が噂されていた。 ジョーブは兄ジュードと同じく攻撃的な中盤のプレイヤーで、昨季はサンダーランドで45試合に出場して7ゴールを記録している。すでに開幕したチャンピオンシップでのカーディフ戦ではトップ下として先発、2-0の勝利に貢献した。 移籍先の1つとして名前が挙がったパレスは、今夏鎌田大地を獲得しており、彼はトップ下とボランチでプレイ可能で、ジョーブとキャラクターが似ている。既存戦力でいえばアダム・ウォートン、エベレチ・エゼ、シェイク・ドゥクレらがおり、加入となれば彼らがライバルとなる。 しかし、16日にサンダーランドはジョーブとの契約延長を発表。新契約は2028年までの4年間で、今夏でのパレス移籍の可能性はゼロになった。 まだ18歳と若く、ステップアップするよりもプレイタイムが確保されているチームで、経験を積むべきと考えたのだろう。前述したようにパレスの中盤は実力者が揃っており、移籍が噂されているエゼも残留の可能性が高まっている。鎌田との共演が見られないのは残念だが、今後の活躍に注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部