北海道で味わえる謎の鉄板焼きそば「オホーツク北見塩やきそば」。発祥の店で食べてきた
●北海道北見市で味わえるご当地焼きそば「オホーツク焼きそば」とはどんな焼きそばなのか? 発祥店で食べてきた
麺類といえば、ご当地グルメの一大人気ジャンル。例えばラーメン、うどん、蕎麦……。使う食材からスープや麺の見た目、食べ方に至るまで、地域によってわかりやすく差があるので、旅行で訪れた際に味わうと、思いっきり非日常を味わうことができます。 「オホーツク北見塩やきそば」の画像をもっと見る その中で、筆者が愛してやまないご当地麺のジャンルが、ズバリ「焼きそば」。静岡の「富士宮やきそば」や、秋田の「横手やきそば」が有名ですよね。筆者はいつも旅先で地元の焼きそばを探すほど大好きです。 そして最近、旅行で北海道の北見市を訪れた際に、同市発祥の「オホーツク北見塩やきそば」というご当地焼きそばを発見しました。スマホでビジュアルを見たところ、塩やきそばというだけあって、全体的な色味は白で、野菜や大きなホタテがゴロゴロのっています。 “北の大地”、“オホーツク”、“ホタテ”、“白い焼きそば”と来たら、これはもう食べてみるしかありません。というわけで、発祥の店『カジュアルレストラン マルシェ』に行って取材してきたので、その魅力をご紹介しましょう。
地元民に愛される洋食レストランが作った「塩やきそば」
北見駅から路線バスで揺られて15分。さらに10分ほど歩いた場所に『カジュアルレストラン マルシェ』はありました。 ランチタイムを外した遅めの時間に訪れたのですが、その賑わいっぷりにまずビックリ。駐車場は北見市ナンバーのクルマで満車。地元民に愛される店にハズレなし! ワクワクしますね。
レストランのオーナー・沢崎正弘さんに、ズバリ「オホーツク北見塩やきそば」について訊いてみました。 「味つけは塩、具材はオホーツク産のホタテ・北見たまねぎが基本。アツアツの鉄板の上に焼きそばを盛りつけた状態で運び、ホタテの旨味を凝縮した魔法のタレを鉄板にかけて食べるのが特徴です」(沢崎さん・以下同) オホーツクでよく獲れる肉厚なホタテを主役に、生産量日本一という甘味の強い北見たまねぎがそれをサポートする。そんな塩やきそばなんですね。