【中継録画】はやぶさ2、人工クレーター生成実験の詳細は?JAXAが会見
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日午後3時半から記者会見を開き、小惑星探査機「はやぶさ2」が行った人工クレーター生成実験の詳細について説明する。 【動画】はやぶさ2、人工クレーター生成実験の詳細は?JAXAが会見 はやぶさ2は5日、爆薬が詰められた衝突装置(SCI)を分離した。計画では、分離後に衝突装置を爆発させて銅塊を秒速2キロの速度でリュウグウ地表に撃ち込み、人工のクレーターをつくる予定だった。JAXAは同日、リュウグウ表面から噴出物が出る様子を分離カメラが捉えたとして、銅塊は無事リュウグウに衝突したとの見解を示した。 SCIの運用成功で人工クレーターが生成された可能性が高いとみられるが、現時点で詳細は不明。今後観測を進め、可能であれば5月にも2回目のダッチダウン(着地)と地表下の物質採取を目指す。
《登壇予定者》 ・JAXA宇宙科学研究所 研究総主幹 久保田孝(くぼた・たかし) ・「はやぶさ2」プロジェクトチーム ミッションマネージャ 吉川真(よしかわ・まこと) ・「はやぶさ2」プロジェクトチーム プロジェクトエンジニア 佐伯孝尚(さいき・たかなお) ・「はやぶさ2」プロジェクトチーム 中間赤外カメラ(TIR)担当 岡田達明(おかだ・たつあき) ・「はやぶさ2」プロジェクトチーム 分離カメラ・サイエンス担当 小川和律(おがわ・かずのり) ※会見の模様をTHE PAGEのYouTubeチャンネルでライブ配信します。