まさかの「ナナマル顔」な箱ばん屋「デストロイヤー」に注目! 丸目×カクカク旧車デザインがカッコイイ! 大きな“TOYOTA”ロゴが目を惹く「“ランクル風”プロボックス」なぜ誕生?
プロボックスなのに顔はランクル70!その正体とは?
トヨタの本格オフロードSUV「ランドクルーザー70(以下ランクル70)」のフロントフェイスを移植したトヨタの商用バン「プロボックス」が、ネット上で注目を集めています。 一体どのようなデザインなのでしょうか。 【画像】超カッコイイ! これが斬新「“ナナマル風”プロボックス」です!(34枚)
トヨタのランクル70とプロボックスといえば、どちらも高い耐久性をウリにしたクルマで、ランクル70は本格オフローダーとして、プロボックスは商用車として活躍しています。 ランクル70の初代モデルは1984年に誕生し、堅牢性や走破性に特化した本格クロスカントリー4WDで、道なき道を進むクルマとして開発されました。 日本国内ではもちろんのこと、海外でも好評を得ており、日本では2004年に販売が終了しましたが、海外では継続して販売されていました。 その後、日本でも再販の要求が高まり、2014年には1年間限定で再販されるほどの人気ぶりです。 そして、2023年には再販の声が高まったこととSUVブームが相まって、再々販されることが発表されました。 再々販モデルも初代モデルからのイメージを引き継ぎ、スクエアなフォルムに組み合わされるフレームは伝統のラダーフレームを継承。 またランクルのアイデンティティであった丸目ヘッドライトはLEDに生まれ変わりました。 パワートレインは2.8リッター直列4気筒のディーゼルターボエンジンで、最高出力150kW(204PS)、最大トルク500Nmを発生し、低速からの力強さが特徴的です。 そしてプロボックスは、トヨタのベストセラーともいえる存在で、デビューは2002年と20年以上のモデルサイクルを誇ります。 特徴はガソリン車では軽量級ともいえる1090kgの車両重量で、街乗りから高速道路までシーンを選ばず快走します。 また、機関の耐久性がすこぶる高く、仕事のクルマとして酷使しても故障知らずということもあって、商用バンとしては絶大な支持を得ています。 そんな国産車のなかでも高い信頼性を誇るランクル70とプロボックスの両車が融合した個体が、SNS上で注目されて話題になっています。 今回のカスタム車両を手掛けたのは、福岡にあるプロボックス専門カスタムショップの「箱ばん屋」で制作された「デストロイヤー」で、プロボックスのフロント部分がランクル70のような丸目ヘッドライトにスワップされています。 同時にグリルやウインカーレンズもランクル70風のものに換装されることで、商用車のような面影はありません。 さらに大型のルーフバスケットのほか、マッドテレーンタイヤを組み合わせることで、オフロード色が強くなったといえるでしょう。 このような、唯一無二の存在となったデストロイヤーですが、カスタムした経緯について箱ばん屋の担当者は以下のように話します。 「憧れのクルマであるランクル70をプロボックスで再現出来ないかと思い、大阪のガレージイルさんへ相談をさせていただき実現しました。 ほかにも製作に踏み切った理由に、実際のランクル70だとサイズ的に運転に不安がある方や、ガレージの大きさに問題がある方達にも受け入れていただけるのではないかと考えました」 ※ ※ ※ 今回のカスタム料金は、ホイールとルーフバスケットを除いた外観で定価150万円(税込、以下同)、さらに先着10台まで特別価格120万円で提供しているとのことです。 なお、新車でのフルコンプリートカーの場合だと、諸費用込みで391万円です。 カスタム内容によっては価格を抑えることも可能ということなので、気になる方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
Peacock Blue K.K.