【シュートボクシング】4団体から選手が参戦!MISAKIvs.撫子の王者対決、手塚翔太の相手はONEで豪快KO勝利の成尾拓輝を迎え撃つ
2024年12月26日(木)東京・TDCホール『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』の追加対戦カードが発表された。 【写真】ONEでダウン応酬の激闘を制した成尾が参戦 後楽園ホールを中心に開催している通常のSBの公式戦とは異なり、様々なルールの試合が組まれ、公式戦に出ることがない他団体の選手などが一堂に介するSBのビッグマッチ「GROUND ZERO」(グラウンド・ゼロ)が2019年12月以来、5年ぶりに開催される。 4つの追加カードでは他団体からチャンピオンや上位ランカー、実力者が参戦し、シュートボクサー勢が迎え撃つ。 まずは、SB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)がミネルヴァピン級王者・撫子(GRABS kickboxing studio)と対戦。 MISAKIは2016年3月にプロデビュー、“猪突猛進女子”の異名通り、最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器に勝ち続け、2017年12月に寺山日葵を破ってJ-GIRLSミニフライ級王座に就いた。2020年8月にはぱんちゃん璃奈とREBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦を争うも判定負け。 2021年に入ってからは的確性を重視したファイトスタイルにチェンジし、12月のSB日本女子アトム級王座決定戦で勝利して王座に就いた。2022年12月にはRISEで宮﨑小雪との女王決戦、2023年2月には小林愛理奈と対戦もいずれも敗れた。6月にホンヨックに初回KO勝ちして再起を飾ると、11月にK-1のチャン・リーからダウンを奪って勝利するなど3連勝を飾ったが、6月の前戦では『ムエタイスーパーファイト』でキャリア初のヒジありムエタイルールに挑んだがムエタイ強豪モンクットペットに敗れた。戦績は23勝(5KO)10敗1分。 復帰戦の相手となる撫子は、元キック8冠王TOMONORI会長の薫陶を受け、2023年3月に藤原乃愛にプロ初黒星を付けてミネルヴァ ピン級(-45.36kg)王者となった。女子キック最軽量となるペーパー級(43.09kg)でもトップの実力を誇る。藤原戦では組みの強さも見せたが、SBルールにも適応できるか。 SB日本スーパーフェザー級1位・手塚翔太(Sublimeguys・GONG-GYM坂戸)vs.HOOST CUP日本ライト級王者・成尾拓輝(究道会館)も決定。 手塚はSBフェザー級&スーパーフェザー級の二階級でタイトルマッチを経験している実力者。昨年12月にはSB中国大会で勝利し、香港Energy Fightインターナショナル・スーパーフェザー級王座を獲得するなど現在6連勝と好調を維持する。 対する成尾は日本拳法も学ぶアグレッシブなファイトスタイルで今年7月のHOOST CUPではダウンの応酬の末に王座を獲得。10月のSB初参戦では、SB日本ライト級1位のポッシブルKと対戦すると爆発的な強打と手数で圧倒し、大差の判定勝ちを収めている。11月にはONE FFにも参戦し合計4度のダウンを奪って豪快にKO勝利し、35万バーツ(約155万円)のボーナスもゲット。5連勝と勢いのある成尾を手塚は止めることが出来るか。 そして、笠原三兄弟の三男でSB日本スーパーバンタム級1位の直希(シーザージム)はNJKFスーパーバンタム級6位・庄司理玖斗(NJKF拳乃会)と対戦。 前回、トップクラスの森岡悠樹と激闘の末に敗れ今回が再起戦となる直希が、スピード溢れる打撃で高いKO率を誇るNJKFのランカーに勝利なるか。 また、SB新世代のエース候補・片山魁(TEAM FOREST)がプロ2戦目でイノベーションからの刺客・和田修虎(橋本道場)と対戦。前回10月のプロデビュー戦では左ハイで衝撃KO勝ちした片山が、橋本道場のスピードマスターを相手に連勝を目指す。
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