サッカーのベルギー代表を率いるドメニコ・テデスコ監督は４日、主将のケビン・デブルイネ（写真左）が今月の試合をけがで欠場するほか、１１月の代表戦もコンディション調整のために出場を見送りたいと希望していることを明かした。英マンチェスターで９月撮影（２０２４年　ロイター/Molly Darlington）

［ブリュッセル　４日　ロイター］ - サッカーのベルギー代表を率いるドメニコ・テデスコ監督は４日、主将のケビン・デブルイネ（３３）が今月の試合をけがで欠場するほか、１１月の代表戦もコンディション調整のために出場を見送りたいと希望していることを明かした。 マンチェスター・シティー（マンＣ、イングランド）に所属するデブルイネは先月行われた欧州チャンピオンズリーグのインテル（イタリア）戦で負傷。クラブの直近４試合を欠場しており、同クラブのジョゼップ・グアルディオラ監督は来週のインターナショナルブレーク（代表チームの活動期間）後まで離脱する見込みと認めている。 テデスコ監督によると、デブルイネは今月１０日のイタリア戦、１４日のフランス戦に加え、１１月のイタリア戦、イスラエル戦の欠場も希望。「体をケアするため、今回のキャンプと１１月も欠席したいと言っている。クラブワールドカップ（Ｗ杯）のせいで日程がさらに過密になった。だが、本当に大事なとき、Ｗ杯のような時はいるだろう」と説明した。 一方で、デブルイネは先月のフランス戦で０─２の敗戦を喫した際、チームメートの士気と能力に疑問を呈し、自身の今後の代表活動に含みを持たせる発言をしていた。 だが、テデスコ監督は「ケビンとは電話で長く話をした。けがをしているが、代表活動を続け、２０２６年Ｗ杯の出場にとても前向きだ。メディアでは、ケビンの発言というだけで大きな話題になっている。しかし、ロッカールームではそうなっていない」と語り、問題はないとしている。