大谷翔平 前日会見のスラング「Nope!」に米メディア注目 真顔でサラリ→アイアトン通訳&会見場が爆笑
ドジャースの大谷翔平選手がパドレスとの地区シリーズ(5回戦制)を前にドジャースタジアムで会見。米メディアとの応対中、大谷が「緊張してますか?」という問いに「Nope!」と通訳を介さずスラングで回答したことに注目が集まっている。 【動画】大谷 真顔で「Nope!」→アイアトン通訳&会見場が爆笑 米FOXスポーツは動画付きで「Shohei in English: “Nope.”」と伝え、ベン・バーランダー記者も自身のXで「Nopeと言った」と伝えた。ジ・アスレチックなどもスラングを用いて大谷の前日会見の様子を伝えるなど、注目が集まっている。 普段は誤解を生じさせないため、必ずアイアトン通訳を介して米メディアと応対する大谷。だが「初のポストシーズン。緊張してますか?」と問われた際、アイアトン通訳が質問を日本語に訳す間を与えず「Nope!」と真顔でサラリ。直後に「フフフッ」と含み笑いを浮かべると、隣のアイアトン通訳が爆笑。会見場も大きな笑いに包まれた。 「Nope!」はNoのスラングバージョンで、砕けた感じで否定する際に使われる。日本語に直すと「ぜーんぜん!」といった感じで、大谷の明るさとキャラクター性が相まっている。 ここで「No!」と強く否定すれば、ややシリアスな報じられ方になっていた可能性もある。あえてスラングを使うことで、現在の心境を分かりやすく率直に伝えた大谷。だからこそ会見場は話題に包まれ、通訳を介さずに即答したことで米メディアも注目したと考えられる。 その上で大谷は「そのために小さい頃から練習してきてますし、こういう舞台でプレーしたいっていう思いでやってきたので、そこが一番。楽しみだなあという方がどちらかというと、今は大きいですかね」と真意をしっかりと語った。大きな注目を集める自身初のポストシーズン。さりげない一言で米メディアの心をつかんでいた。