患者と病院をマッチング 横浜の病院が新システム導入
AIプラスクリニックたまプラーザ(横浜市)は12月から、地域医療の新たな形として、患者の病気に最適な病院を選定して紹介するマッチングシステムを導入すると発表した。 例えば、がん治療が必要な場合、がん連携拠点病院やがんセンターなど、最適な治療を受けられる専門治療が可能な医療機関を選定する。選定は、病気ごとの取り扱い数や手術件数や手術術式の詳細、重症度別の取り扱い件数、治療成績などのデータを参考に行うほか、国際誌ニューズウィークの世界病院ランキング世界版・日本版や重粒子線、陽子線治療装置、遺伝子パネルを用いた治療、希少がんへの対応、海外のがんセンターなどの情報提供サービスも考慮するという。 AIプラスクリニックたまプラーザは「地域医療のさらなる発展を目指し、詳しい情報収集や医療機関同士の相互理解の促進を図りたい」としている。