菊地氷見市長 能登半島地震で被害を受けた姿地区で初めての意見交換会 地域の結びつきを大切に復旧進める
富山テレビ放送
能登半島地震で大きな被害の出た氷見市で住民から要望などを聞く意見交換会が、昨夜、被災地区で開かれました。 中では就任後初めて出席した菊地正寛市長が「地域コミュニティ維持のため、全力で応援したい」と述べ、地域の結びつきを大切にしながら復旧・復興を進める考えを示しました。 *リポート 「能登半島地震からの早期の復旧・復興を公約に掲げた菊地市長。被災した住民を前に何を語るのでしょうか?」 昨夜、姿地区で行われた意見交換会には住民などおよそ26人が出席しました。 姿地区は、能登半島地震の被害が大きく、54あった世帯のうち、12世帯が地区の外へ引っ越し、地区コミュニティの維持が課題となっています。 意見交換会では、住民からは、住宅を公費解体したあとの更地が管理できないや放置された空き家の倒壊を心配する声が聞かれました。 *住民は 「空き地がどんどん増えて、セイタカアワダチソウがいたるところに増えるのが困りごと」 *住民は 「(空き家が)危ないんですよ。例えば蔵の土台がずれているとか。この家はどんなことになっているのか分からないので」 菊地市長は「地域コミュニティ維持のため、全力で応援したい」と述べ、地域の結びつきを大切にしながら復旧・復興を進める考えを示しました。 *氷見市 菊地正寛市長 「姿に思いを持って暮らしている人がいるということを改めて感じました。姿地区のコミュニティの維持など市としてできることをやっていきたい」 意見交換会は、来月1日までに町中心部の間島、新道地区など3カ所で開かれます。
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