ソフトバンク近藤健介の打撃、小久保裕紀監督も「わからない」レベル…日本シリーズ初スタメンで適時二塁打
プロ野球の「SMBC日本シリーズ2024」第3戦は29日、みずほペイペイドーム福岡で行われ、2連敗中のDeNAがソフトバンクに4―1で勝利し、通算成績を1勝2敗とした。ソフトバンクのシリーズでの連続勝利は14で止まった。第4戦は30日午後6時半から同球場で行われる。先発投手はソフトバンクが石川、DeNAがケイと発表された。 【写真】ソフトバンク柳田悠岐、日本シリーズ3戦目で好守に猛打賞「また明日頑張ります」…復調の兆し
ソフトバンク・近藤の打撃について、小久保監督は「聞かないでください。わからないので」と語ったことがある。指揮官が脱帽するほどのレベルの高さをこの日も示した。
右足首に不安があって守備に就けない近藤にとって、今シリーズ初のスタメン。一回二死一、三塁で迎えた第1打席で、DeNA・東の際どいボールを冷静に見極め、6球目の浮いたチェンジアップを逃さずに左中間への適時二塁打とした。
六回にも中前に運ぶなど、好機を作ったものの、チームの勝利にはつながらなかった。試合後、リーグ首位打者は「出てる以上はチームの勝ちに貢献できるように、いいところで一本打ちたい」と淡々と語り、次に向けて気持ちを切り替えていた。