【東京・神戸】スイーツ賢者が太鼓判「本気のカカオジェラート」チョコを極めたシェフの名店2選
溶けるまでの僅かな時間。夏には、限られたひとときを楽しむスイーツが多くあります。今回"スイーツ賢者"に教えていただいたのは、注目のカカオジェラートが楽しめる2軒。チョコレートを極めたふたりのシェフが、カカオの魅力をさらに伝えるべく選んだのは、ジェラート&アイスでした。
ラ・バーズ・ドゥ・シェ・リュイ[東京・代官山]ジェラートで味わうカカオの限りない可能性
創業50年を迎える「シェ・リュイ」が、ビーン・トゥ・バーのチョコレートとジェラートをメインに据えた新店を、今年の春にオープンしました。 シェフ・ショコラティエに就任した酒井將駄(しょうた)さんは自他ともに認めるチョコレートマニア。「チョコレートの果てしない魅力をいろいろな形で伝えたい」と、カカオを余すところなく使って新しい味を提案しています。 <写真>左がカカオパルプ&カカオジェラート、右がカカオソルベ。素材の種類によって価格が異なる。シングルはノーマルが680円、プレミアが820円、ダブルはノーマルが780円、プレミアが890円。
ライチのような香りをもつカカオパルプの味わいを引き出すために工夫したジェラートや、フローラルなカカオの風味を楽しむソルベ、そしてミルクを加えてチョコレートのおいしさを際立たせたジェラート。カカオという素材を突き詰めることで生まれる新しい味は鮮やかで潔く、そしてこのうえなくピュア。チョコレートの知られざる顔を見せてくれます。「産地によっても香りや味わいが異なるカカオの魅力は、まだまだ開拓しがいがあります」。今後の展開が楽しみです。 <写真>店頭では常時10種類程度を販売。カカオのジェラートとソルベ、カカオパルプのジェラートなどカカオにまつわるフレーバーはもちろん、シチリア産のピスタチオや北海道産の乳製品など、素材のおいしさを追求したジェラートが並ぶ。
【賢者はここに注目!】 「果実感溢れるカカオパルプの香りを閉じ込めたジェラートは新鮮! 乳を使用せずカカオの力強い香りがダイレクトに伝わるカカオソルベもみずみずしく、カカオがもつ爽やかさを感じられます」(下井美奈子さん) 【ラ・バーズ・ドゥ・シェ・リュイ】 東京都渋谷区代官山町20-23 営業時間/10時~20時 定休日/火曜