ウーバーイーツ労組が会見 事故実態調査へ(全文4)一番困っているのはウーバーではない
宅配サービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の配達員らがつくる労働組合「ウーバーイーツユニオン」が7日午後、都内で記者会見を開いた。 【動画】ウーバーイーツの労働組合が会見 配達員による事故の実態調査へ ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「ウーバーイーツの労働組合が会見 配達員による事故の実態調査へ(2020年1月7日)」に対応しております。 ◇ ◇
事故に遭われた方の気持ちを聞きたい
記者1:いいですか、質問。ああ、続いてる。 土屋:すいません。先ほどの質問に関わりまして、当事者として私からどうしても申し上げたいことがありまして、われわれはウーバーという会社に対してアクションをしている組織ではありますが、今回のこの事故調査プロジェクトというものは実際にけがをされた方で、先ほども紹介されましたとおり、アカウント停止というものをちらつかせたり、あるいはアカウント停止をされてしまった方に寄り添うものでありたいと思っております。このような会見をしたときに、企業側の都合というものをしきりに問う声が聞かれるのですが、私たちは実際にこの避けがたい事故に遭われた方の気持ちを聞きたいと思っております。 まず、一番困っているのはウーバーではなく、実際にけがに遭った方なんですね。そういう方の声を聞かないでどうするんだと思うんですよ。そういう、そこら辺にちょっと想像していただきたいんです、皆さんにも。 私はこのウーバーイーツユニオン、まだ当時は準備会の段階でしたけど、そこに参加することで話を聞いていただきましたし、マスコミさんのほうから取材を受けることでだいぶ情報も整理して、気持ちも整理することができました。だから誰かに自分の合った被害について話を聞いてもらうっていうことがかなり有効な救いになると思うんです。私はそうでした。 なので、今、ここで発表していることはそういう方々に1人じゃないよって、われわれがいるよと、話を聞くよということの表明なんです。なのでこれに対してウーバー側にどうこうするかっていう質問は大変有効ではあるんですが、ちょっと私の感情的にはどういうことだろうっていう気持ちがありました。ちょっとうまく整理して話すことができなかったのですが、すいません、どうしても言いたかったので。私からは以上です、失礼しました。 前葉:はい。