【恵比寿】パンがおいしいと話題! 注目のフレンチシェフが営むカフェ〈繁邦〉って?
注目のフレンチシェフ青木虎太郎さんが恵比寿にオープンしたカフェ〈繁邦〉を紹介します。
【恵比寿】のカフェ〈繁邦〉でいただく高円寺の名ベーカリーのパン
「何度も飽きずに通ってもらえる町中華のような存在になれたら」。高円寺の人気ベーカリー〈しげくに屋55ベーカリー〉を営む両親の背中を見て育ち、フレンチの道へ進んだオーナーシェフの青木虎太郎さん。2024年2月、恵比寿にオープンした自身の店は、朝から昼まではベーカリーカフェ、夜はジャンルレスな料理にナチュラルワインを合わせて楽しむユニークなスタイルだ。
毎朝、父が焼いたパンを母の啓恵さんが店まで届け、カフェタイムが始まる。 「子供の頃から当たり前のように食べていますが、国産小麦や素材に徹底的にこだわったパンは飽きないおいしさ」と青木さん。父へのリスペクトの思いもこめて、オープンサンドやフレンチトーストを作る。一番人気は、ミネストローネと日替わりパン3種のセット。野菜や豆をふんだんに使いとろとろに煮込んであり、パンに具をのせて食べるのもいい。スイーツ系なら、国産小麦を使った「クレープ シュガーバター」を。ふんわり、もっちり、しっとりの食感、ほんのり感じる塩気がたまらない。
チームワークの良さも店の自慢だと青木さんは言う。カフェタイムは啓恵さんも加わり、スタッフ皆が家族のような和やかムード。お客さんへの気配りもあたたかくて好感度大! 店頭では〈しげくに屋55ベーカリー〉のパンを約20種販売。創業時からリピーターが多い「やわらかクルミパン」などが並ぶ。家で料理と合わせて余韻を楽しむのもおすすめだ。
【恵比寿】のカフェ〈繁邦〉3つのこだわりポイント
気の合う仲間と、父が焼くパン。好きなものに囲まれたカフェ〈繁邦〉のこだわりとは。
1. パン 創業25年を迎えた、両親が営むベーカリーのパンをメニューに使い、店頭でも販売。パン目当てのファンも多く売り切れ必至。カフェで過ごす前に購入がベター。
2. 照明 店を開くなら必ず使いたいと決めていたのが、京都のヴィンテージ照明店〈ARUSE〉の品々。無駄のない洗練されたスタイルで、1 点ごとにデザインが異なる。