阪神・岡田監督が今季限りで退任 後任は藤川球児SA最有力
阪神の岡田彰布監督(66)が今季限りで退任することが3日、分かった。複数の関係者によると、後任は球団OBでスペシャルアシスタント(SA)を務める藤川球児氏(44)が最有力候補に挙がっている。 【写真】今後の人事に注目が集まる中、固い表情で移動する粟井社長 岡田監督は15年ぶりに復帰した昨季、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に導いた。今季は球団初のリーグ連覇を目指したが、巨人とのし烈な優勝争いの末、28日にV逸が決まり、29日には2位が確定した。同日に杉山オーナー、粟井社長と会談の場を持っており、2年契約が満了となる今季での退任が決まった。阪神監督として歴代最多の通算551勝(2日現在)を挙げている。 後任の最有力候補とみられる藤川氏は21年に球団本部付SAに就任し、球団運営などに幅広く携わってきた。球団側は既に水面下で藤川氏と接触しているといい、今後の決断が注目される。