浦安市が補助金の申請ミス 2330万円受けられず 気付いた時には期限過ぎ…
浦安市は「出産・子育て応援交付金」で、申請する際の事務手続きミスで、本来受け取れる額より補助金が約2330万円少なくなったと発表した。 同交付金は、市が給付額への補助金の3分の2を国から、6分の1を県から受けている。ところが市は2023年度下半期の支給対象者1145人について誤って589人と申請したため補助金の一部が受け取れなかった。今年8月に発覚したが期限を過ぎており再申請できず、補助金の受け取り額が少なくなった。 また、「生活保護費」でも申請の条件を誤って解釈し、申請しなかったケースがあったと発表した。15~23年度の9年間、誤認により交付対象の約2020万円(246件)を申請しなかったが、県外自治体の事例を踏まえて再確認。国から4分の3に当たる約1514万円の交付金が受けられることになった。 市はいずれも事務手続きミスとしている。