「誇らしい」祝賀幕掲げたのに…尹大統領の私邸マンション、住民「ため息」
【12月19日 KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の私邸があるソウル市瑞草区瑞草洞(ソチョグ・ソチョドン)の高級マンション「アクロビスタ」の住民たちが複雑な心境を抱えている。 最近、アクロビスタの周辺が静まり返っている。現場で記者が話しかけると、住民である中年の女性は「ストレスの原因だから話しかけないでほしい」とあからさまに警戒する表情を見せた。 2022年4月にユン大統領が当選直後には「誇らしい住民」として団地内に祝賀の垂れ幕が掲げられ、大統領就任前の公式日程初日には多くの住民が押しかけるなど熱気があふれていた。 ところが、いまは住民らは外部の目を避け、みな足早にその場を離れていく。近隣の不動産業者は「この地域の住民は支持・不支持を表に出さない傾向がある」とし、家賃や不動産価格への影響を懸念した。 瑞草洞に長年住んでいる24歳の女性は「この団地の住民の多くはユン大統領に投票しただろうが、私は違う。何だか悔しい気がする」と複雑な胸中を吐露した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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