Apple Watch(アップルウォッチ)は冠婚葬祭での利用でもマナー的に問題ない?
2016年にApple Watch(初代)が登場以来、プライベート利用もビジネスシーンでの利用も広がっている「スマートウォッチ」。ハイブランドとコラボした文字盤やベルトも登場しており、高級腕時計「以外」の時計選びの選択肢としても人気が拡大しています。 【画像でわかる】今さら聞けない「アップルウォッチのLINE」はどれくらい便利なのか、使い心地は? とはいえまだ登場から10年足らずということもあり、アップルウォッチを使う際の「マナー」は意外と分からない点もあるのでは。たとえば一般的な高級腕時計は、冠婚葬祭の場ではしばしば「付けない方が良い」場面もありますが、アップルウォッチを使うのが「マナー違反」になるケースは無いのでしょうか?
ビジネスシーンでは利用が定着した「アップルウォッチ」
時刻の確認やアラーム機能はもちろん、通話やLINEやメールなどの内容の確認、Apple Payの利用やヘルスケア機能など、様々なことができるアップルウォッチ。 たとえば外回りの営業職の方などにとっては「運転中でも連絡を確認しやすい」など様々な利点がある端末であり、ビジネスシーンでも利用が定着しています(※コールセンターなど通信機器の利用が制限されるケースが多い職場では利用が禁止される場合あり)。
アップルウォッチの冠婚葬祭の場での利用はマナー的に問題ない?
プライベートやビジネスシーンでの利用は当たり前となったアップルウォッチですが、冠婚葬祭など厳格なマナーが求められる場での利用は意見が分かれるところでしょう。 たとえば葬儀の場での「腕時計選び」には、様々なマナーが指摘されがちです。一般的に葬儀では華美な装飾を避け、シンプルで控えめなデザインの腕時計を選ぶことが望ましいとされています。また、黒や白、シルバーなどの落ち着いた色合いの腕時計が適しているとされます。 すると「アップルウォッチはシンプルで控えめなデザインの腕時計」と言えるのか、は人によっても意見が分かれるのではないでしょうか。また葬儀には幅広い年代の方も参列されるケースが多いため、もしも「マナー的に良くないかも……?」と感じたら普通の腕時計をする方が無難な場合があるかもしれません。 このようにアップルウォッチは「冠婚葬祭の場での着用ルール」がマナー面から見て、これといって決まっていないのが現状と言えるでしょう。 ■結婚式や葬儀では「着信」「ディスプレイの光」がマナー違反とみなされる場合も なお、冠婚葬祭の場では「着信」や「ディスプレイの光」はマナー違反になりえます。アップルウォッチをはじめとするスマートウォッチは、着信があるとバイブ音が鳴ったりディスプレイが光ったりするのが特徴。 そして厳粛な雰囲気の中で、アップルウォッチからの通知が鳴ってしまうのはマナー違反。そのため、これらの場面では、アップルウォッチを着用する場合でも、必ず「サイレントモード」や「シアターモード」を設定し、不要な通知をオフにするなどの配慮が必要です。