元ブラジル代表ロビーニョに懲役9年の刑執行か 2013年に女性を集団暴行
イタリアでは既に有罪判決
かつてレアル・マドリードやACミランなどで活躍した元ブラジル代表ロビーニョ氏に懲役9年の刑が科される可能性があるようだ。イギリス紙『THE Sun』が伝えている。 ロビーニョ氏は、ミランに在籍していた2013年1月22日にミラノ市内のクラブで他の男性5人とともにアルバニア人女性1人を集団で暴行したとして起訴され、2017年にイタリアの裁判所から懲役9年の有罪判決を言い渡されていた。 ブラジルには自国民を外国へ引き渡すための法律がないことから、ロビーニョ氏は有罪判決が出た後もブラジル国内に留まりながら事件について無罪を主張し、係争中だった。 しかし、20日(現地時間)にブラジルの高等裁判所はイタリアでの判決をブラジル国内で執行することを支持する判決を下した。今後、ロビーニョ氏はブラジルの最高裁判所に上訴するものと見られているが、最高裁での判決次第では同氏の懲役刑が確定する可能性もある。
構成/ザ・ワールド編集部